よくあることだったり。
2006年 03月 11日
全てがどうでも良くなる時。
何も関わらないでくれ。
何も言わないでくれ。
放っておいてくれ。
何かの弾みで、自分の中で抑えていたモノが顔を出す。
独りじゃ寂しいくせして、何たる矛盾か。
その矛盾の中で、私はもがく。
何も起こらないのを感じながら。
二つの桶がある。
一つには、水が満たされ、また一つには、なにも無く。
私は、一つからまた一つへ水を移す。
ただひたすらに。ただひたすらに。
水を移し終える。
一つには、なにも無く、また一つには、水が満たされ。
声が聞こえる。
また水を移せと。
私は、一つからまた一つへ水を移す。
ただひたすらに。ただひたすらに。
幾度も、幾度も、幾度も・・・
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
と、自らに言い聞かせ。
何も関わらないでくれ。
何も言わないでくれ。
放っておいてくれ。
何かの弾みで、自分の中で抑えていたモノが顔を出す。
独りじゃ寂しいくせして、何たる矛盾か。
その矛盾の中で、私はもがく。
何も起こらないのを感じながら。
二つの桶がある。
一つには、水が満たされ、また一つには、なにも無く。
私は、一つからまた一つへ水を移す。
ただひたすらに。ただひたすらに。
水を移し終える。
一つには、なにも無く、また一つには、水が満たされ。
声が聞こえる。
また水を移せと。
私は、一つからまた一つへ水を移す。
ただひたすらに。ただひたすらに。
幾度も、幾度も、幾度も・・・
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
と、自らに言い聞かせ。
by vivakikai
| 2006-03-11 07:06